ノロウイルス – 通院困難な方のための訪問歯科 https://oral-up.jp 介護施設や高齢住宅、歯科がない病院における口腔衛生マネジメント Mon, 08 Apr 2019 17:13:26 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.1.18 https://lolipop-5325296b34407477.ssl-lolipop.jp/oral/wordpress/wp-content/uploads/2016/03/cropped-oral-up.jp-whiteletter2-32x32.png ノロウイルス – 通院困難な方のための訪問歯科 https://oral-up.jp 32 32 [Q&A]使用休止中の入れ歯の保管方法は? https://oral-up.jp/qa%e4%bc%91%e6%ad%a2%e4%b8%ad%e3%81%ae%e5%85%a5%e3%82%8c%e6%ad%af%e3%81%ae%e4%bf%9d%e7%ae%a1%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%af%ef%bc%9f/ Sat, 15 Apr 2017 01:11:35 +0000 http://oral-up.jp/?p=304 "[Q&A]使用休止中の入れ歯の保管方法は?" の続きを読む]]> 高齢になると様々な病気に罹ってしまうことがあり、療養中には入れ歯を使用を休止することがあります。風邪やインフルエンザの場合は1週間程度、点滴など経口摂取出来ない状態が続く場合はさらに長くなります。長い期間入れ歯の使用を休止する場合、どのように保管するのが良いのでしょうか?

1,2週間程度であれば保管ケースに水を張り、1日置きに水を交換しましょう。水は頻繁に交換して下さい。しかし長期間となると水の交換作業が負担となったり、忘れてしまうこともあります。季節によっては綺麗な水を張っていても直ぐに細菌やカビが繁殖してしまいます。カビが生えてしまうと入れ歯の細かい溝にまで根を張ってしまい、洗浄しても落ちません。長期間となる場合は十分に入れ歯を乾燥させて、外気に触れないよう密封パックなどに入れて保管して下さい。

体調が回復しても生体の変化、あるいは入れ歯の変形によって適合しない場合があります。入れ歯の使用を再開する前には、必ず歯科医師による状態の確認や調整を行った上で使用するようにしましょう。

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正しいマスク着用方法について https://oral-up.jp/%e6%ad%a3%e3%81%97%e3%81%84%e3%83%9e%e3%82%b9%e3%82%af%e7%9d%80%e7%94%a8%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/ Sun, 15 Jan 2017 01:19:58 +0000 http://oral-up.jp/?p=306 "正しいマスク着用方法について" の続きを読む]]> この時期、介護施設や医療施設にとって気を抜けないのが集団感染の対策です。特にインフルエンザやノロウイルスは感染力が強く、日頃からドアノブや手すりの除菌清掃、手洗いとうがいの励行、室温と湿度の維持、職員の体調管理に心がけて利用者の生活を支えています。しかし施設にとって回避しにくい問題もあります。それは面会者からの感染です。もちろんマスク着用や手指の消毒、持ち込み制限に関する注意は順守されていると思いますが、正しい方法でなければ効果がない場合もあります。今回は正しいマスクの着用方法について説明します。

まずはマスクの適正なサイズ選び。鼻と口だけでなく顎までかかる大きさのものを選びます。マスクの縁と肌に隙間が無いようしっかりと密着させます。特に鼻には凹凸があり、ご自身の形状に合わせ折り曲げる必要があります。最後に重要なのが密封状態の確認です。鼻と口でそれぞれ息を吸ったり吐いたりを繰り返します。同時にマスクが膨張収縮を繰り返せば、正しく着用されています。外側には飛散物が付着します。1日1枚を目安にして、繰り返しの使用は避けましょう。Similar Posts:

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[Q&A]嘔吐した入れ歯の洗浄方法は? https://oral-up.jp/qa%e5%98%94%e5%90%90%e3%81%97%e3%81%9f%e5%85%a5%e3%82%8c%e6%ad%af%e3%81%ae%e6%b4%97%e6%b5%84%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%af%ef%bc%9f/ Sun, 15 Jan 2017 01:00:13 +0000 http://oral-up.jp/?p=301 "[Q&A]嘔吐した入れ歯の洗浄方法は?" の続きを読む]]> ノロウイルスの感染によって嘔吐した際、吐しゃ物の中に入れ歯があったという話を聞きます。口を大きく開けた状態のところに胃の内容物が逆流してくる為、入れ歯を外へ押し出してしまうからです。吐き出された入れ歯にはウイルスが付着しているので、洗浄が終わるまでは使用を控えます。

厚生労働省によると消毒方法として以下の2つが挙げられています。
・85℃・1分間以上の熱を加える
・次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)

但し、入れ歯はプラスチックで出来ているため熱を加えると変形します。せっかく体調が回復しても入れ歯が変形したことで食べられなくなっては元も子もありませんので、液体での消毒を行いましょう。ノロウイルス用の消毒液も市販されていますが、家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用出来ます。プラスチック製品の除菌であれば30秒~1分程度の浸け置きで良いとされています。長時間浸け置きすると漂白による変色の可能性もあります。消毒を行う前には、「使用上の注意」を必ず確認して下さい。

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インフルエンザ予防となる専門的口腔ケア https://oral-up.jp/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%95%e3%83%ab%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b6%e4%ba%88%e9%98%b2%e3%81%a8%e3%81%aa%e3%82%8b%e5%b0%82%e9%96%80%e7%9a%84%e5%8f%a3%e8%85%94%e3%82%b1%e3%82%a2/ Fri, 15 Jan 2016 03:01:17 +0000 http://oral-up.jp/wordpress/?p=67 "インフルエンザ予防となる専門的口腔ケア" の続きを読む]]> 乾燥するこの季節には感染症が蔓延し易くなります。日本においては例年12月~3月がインフルエンザの流行する期間です。感染しないための手洗いやうがいは細菌やウイルスが口に入り込まないようにする為の予防策であって、口腔内を衛生的に保つことも感染予防の有効な手段です。感染経路には以下の3つがあります。

  • 飛沫感染
    他人の咳、くしゃみ、会話等で飛び散った飛沫粒子によって感染する場合
  • 接触感染
    感染者の咳、くしゃみ、鼻水などがついた手でコップやドアノブ、スイッチ、手すり等に触れ、その後同じ箇所に触れることで間接的に感染する場合
  • 空気感染
    感染者の咳、くしゃみ等で飛沫したごく細かい粒子が空中に浮遊し、それらを吸入することによって感染する場合実はインフルエンザウイルスが乾燥を好む訳ではありません。のどの粘膜が乾燥に弱いに、ウイルスの侵入や増殖を防げないことが原因で発症します。

過去の気道感染予防の研究では、口腔内細菌を減少させることを目的とした歯科衛生士の行う専門的口腔ケアにより、唾液中の菌の数や日和見感染症起因微生物を減少させ、実施しないグループに比べて肺炎及びインフルエンザの発症を抑えることがわかっています。

※専門的口腔ケア・・・ご自身で行う清掃や、看護師、介護職員等が行う日常的な口腔ケアではなく、歯科医師や歯科衛生士等の専門職が行う口腔ケアを指します。Similar Posts:

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